2017-06-01 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 第23号
○政府参考人(小澤典明君) 先生御指摘の統合型高速炉、IFRでございますけれども、これは金属燃料を用いた小型炉、小型の高速炉ですね、それから乾式再処理施設あるいは燃料加工施設を同一サイト内に設置する概念でございます。非常にコンパクトな原子炉システムの概念でございますけれども、燃料の輸送等に係るリスクというのが非常に低減されるといったメリットがあるというものでございます。
○政府参考人(小澤典明君) 先生御指摘の統合型高速炉、IFRでございますけれども、これは金属燃料を用いた小型炉、小型の高速炉ですね、それから乾式再処理施設あるいは燃料加工施設を同一サイト内に設置する概念でございます。非常にコンパクトな原子炉システムの概念でございますけれども、燃料の輸送等に係るリスクというのが非常に低減されるといったメリットがあるというものでございます。
それで、これまた別に、アメリカのアルゴンヌという国立研究所が、これはもう三十年ぐらい前になりますが、一九八六年の四月に統合型高速炉、インテグラル・ファスト・リアクター、IFRと呼ばれておりますが、IFRの原型炉で、これフルパワーで稼働時における緊急停止装置、スクラムなしの電源喪失という過酷事故を想定した実験を行っております。
私たちは、やっぱり統合型高速炉、通称IFR、あるいは小型モジュラー炉、SMR、あるいはナトリウム冷却高速炉、SFRなど、優れた安全性を備えた次世代の原子力の開発が進められておりますから、これをしっかりとサポートをするのでなければならない。
それから、もう一つ御提案いただきました、いわゆる統合型高速炉、IFRというものについて申し上げたいと思います。 これはもう先生御承知のとおりでございます。IFR、インテグレーテッド・ファスト・リアクターということで、統合型原子炉で、いわゆる原子炉と再処理施設を一体的に運用するというものでございます。
その中でも、電解型乾式再処理システムがデブリ処理に有効なんじゃないかという、これも一度は九〇年代に日本も開発に参加したようですが、途中でクリントン政権の方がとめてしまったということで最終段階まで行っていない、こういったものをやったらどうだとか、統合型高速炉での燃焼実証をしたらどうだと。